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2010.09.17 (Fri)

奥田一夫さん。

2008年の夏、
私がオペラデビューをさせて頂いた、びわ湖ホールのフィガロの結婚で、ご一緒させて頂きました。

お嬢様が、公演の制作スタッフに入られていたこともあり、お話をさせていただいたのが昨日のことのようです。

そのとき共演させて頂いたのが、まさか最初で最後になってしまうなんて。


奥田さんのような方と、一度でも共演させて頂けたことに感謝を申し上げたくて、
今日、大阪センチュリー交響楽団定期演奏会を聴かせて頂いてきました。

演奏、堪らなく素晴らしかったです。
会場中が、まるで白い羽に包まれているような心地でした。

舞台に置かれていた奥田さんの楽器。
奥田さんの音楽が聞こえてくるようなたたずまいでした。

終演後、楽器の側まで行き、奥田さんにご挨拶させて頂いてきました。

ご冥福を、こころからお祈り致します。




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2010.09.16 (Thu)

濃厚な一週間。

携帯・・・メモリーがふっとびましたよっ
えらいことです・・・もうほんま、どえらいことです。こんなに突然壊れるものなんですね。

この場を借りて・・・私の携帯をご存じの方は、一度連絡くださいませ。



さて、濃厚な一週間が終わりました。

9月5日。栃木県宇都宮にてコンセールマロニエを受け、
9月7日~12日までは、愛知県愛知郡にて長久手国際オペラ声楽コンクールを受けていました。

ちょっとここからは、ブログでのご報告というより、自己分析のような文になってしまうかもしれません・・・お許し下さい。

カルメル会が終わって一週間後の9月5日~コンクール週間をしてましただなんて、
「何を無茶しよんねん」と思われる方もおられるでしょう…

はい。無茶しました・・・。

でもマロニエの本番舞台に立つその瞬間まで、「無茶してる」ことに気付かなかった。
歌ったのはジュリエットのワルツと、ティレジアスの乳房より「いいえ旦那様」。

その日やるべきことは何とかやったけれど…でもオペラとは違う、コンクール独特の…というか、ピアニストと二人の舞台という集中モードにはなっていませんでした。←と歌いながら舞台で気付いた。

会場も大きくて、力んでしまったし…結果は案の定、不通過。

やっぱりオペラは、沢山の方に支えて頂いて、照明があり衣装やセットがあり、お芝居があり、沢山の共演者がいて、自分の力以上の凄い力に助けてもらっていると、痛感しました。
高いヒールの靴を、周りの皆様が履かせてくださり、私の身長よりも大きく、しかも足まで長く見せてくださっている・・・と。

そんな反省も抱きつつ、気持ちを切り替えて、長久手へ。


一次はスザンナのアリア。
この曲を一次に持ってくるのはある意味賭けだったけれど、何とか無事に通過。

二次は、ヴィラネルとDebussyのピエロ。
とにかく音にこだわり、音楽にこだわり、丁寧に、と心がけて歌いました。

ホールの素晴らしさにも助けてもらいました。



そして・・・通過!!


通過!!!

なんと、本選に残らせて頂くことが出来たんです(>_<。)
まさかまさか、
まーさーかーファイナルに残れるとは思っていなかったのでもうびっくり!!発表直後からなぜか右手がガタガタと震え、順番のくじをひくときもがたがたがたがた(笑)

本選では、
マロニエと同じ二曲を。

マロニエでは出来なかったことも出来たし、今自分に出来る全てを、とにかくやりとおしました。



結果として、
入賞は出来なかったのですが、ファイナリストとなれたことで今回は本当に満足しています。

それに長久手が納得行く結果となったのは、マロニエを受けて沢山反省したからこそ。
本当に沢山のことを、身をもって学ばせて頂きました。


さて、この短期間集中、心だけは強くもって最後まで頑張ることが出来たのは、ピアニストの藤江圭子先生のおかげです。
先生とは今まで、コンサートでは共演させて頂きましたが、コンクールでの共演は今回の長久手が初めて。
ファイナルに進めたのは、先生あってこそ。本当に、本当に助けて頂きました。
一次二次の選曲から、何から何までお世話になり、舞台上でも、名古屋滞在中も何度助けられたことか。

心から、感謝しています。

そしてそして、大学院同期のテノール山本康寛氏と一緒に本選に行けたこと!!もう、どれだけ嬉しかったか!
山本氏は入選を果たしました♪
彼が評価されたこと、本当に嬉しかったです!
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結果だけ見れば入賞できなくて残念となるかもしれないけど、私にとってはもう大満足!

というのも、ファイナルに残れたことで審査員の先生方全員から貴重な講評を頂くことができたんです。

今回のコンクールでの課題。私のこれからの課題。そして今後のレパートリーまで!細かく、そして親切に色々なお言葉を頂きました。
自分でもずっと気になっていたことをズバリ言って頂き、感動。
主に声のことなのですが。

私は自分がボリュームのある声では無いこと、ガンガン鳴るタイプの声じゃないのがコンプレックスで、人とは違うもので勝負しなくちゃと思っていました。
だから勉強の仕方もいわゆる「歌の人」とは違う視点で勉強しようと思ってやってきました。勿論それ自体が悪いわけではないし、ここまでそうやって歩いてきたからこそ見えるものがあったとは思います。

でももうそれだけじゃだめ。もっと「歌の人」みたいな勉強をしないと。

ズバリ、
「音楽の勉強はしっかりしてきた感じ。でももっと歌を勉強しないと。」
と審査員の先生に言われました。


ただ、今の私だからこそ、歌の人らしい勉強をしても大丈夫な気がする・・・というか以前はそこまで体が育っていなかった→だから違うアプローチをするしかなかったわけで。

とにかくこれからのことを見つめ直し、でも前向きにひとつ階段を登れた気がしています。

あらためて・・・
温かくリードしてくださったピアノの藤江先生。
無茶しようとする私に、丁寧にご指導くださり、応援してくださった山田亮平先生。

友人、家族、たいせつなひとに。
ありがとうございました。



コンクールは素敵な出会いが沢山あり、いっぱい刺激を受けました。
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次に繋がる、素晴らしい、もう勿体ないくらいのご縁も頂きました。


これを活かすも殺すもまきを次第。
さあさあ、これからやることたっくさんとにかく頑張ります♪

最後まで読んでくださりありがとうございました♪


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2010.09.15 (Wed)

ほっとしたところで・・・

皆様こんにちは。

いろいろご報告したいことがあるのですが・・・(近々必ず!!)


夕べ日付が変わった頃から、携帯が壊れております!!!!!
突然画面が消えました。電源は入るのですが。



このページを見てくださっている方でもし、メイルやお電話をくださった方がおられましたら、すみませんが、
sopmakiwo@hotmail.co.jp

までお知らせ下さいませ。

ご迷惑おかけして申し訳ありません。
よろしくおねがいいたします!

今からお店に持って行ってきます・・・データは無事なのかなあ・・・はああ。お金すっごいかかったらどないしょう~。。。
11:03  |  日記  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2010.09.03 (Fri)

カルメル会修道女の対話

無事に、終了致しました。
ご来場下さった皆様、共演者の皆様、そして関係スタッフの皆様、本当に有り難うございました!!
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もう・・・何から書けばいいのでしょう。

この作品に出会えたこと。
この作品が上演されたこと。
しかも、広島の街で、ひろしまオペラルネッサンスという素晴らしいプロダクションで上演されたこと。
聖ドゥニのコンスタンス修道女と出会えたこと。
素晴らしい共演者の皆様と出会えたこと。
以前からご縁の深い方々と、舞台を作れたこと。
誰一人怪我病気無く幸せな気持ちで終演したこと。

心から感謝しています。

学生の頃からずーっとお世話になっている、岩田達宗さんの舞台の上で、
素晴らしい佐藤正浩マエストロと、大好きなプーランクの音楽を歌わせて頂けた3時間。幸せでした。

処刑が終わり、天に昇っていくときこのまま歩いていればほんとうに天国に着くんじゃないかと思ったほどでした。

それに・・・本番中はずっと、見えない力に突き動かされているような感じだったんです。
私が演じさせて頂いたコンスタンス修道女は実在の人なので、彼女がずっと側に居てくれていたのかもしれません。

「コンスタンスは、死を近くに感じることによって自分の人生を肯定しようとした。
逆に言えば、“自分の人生を肯定する”ためには殉教しかなかった。」
岩田さんから頂いた言葉です。
だからこそ、苦しい、辛い過去を持つコンスタンスは異様なまでに明るくて、キラキラと生き抜いて、精一杯に死んでいく・・。
そんなコンスタンスになれたら、と舞台に立ちました。


コンスタンスのように、
“自分の人生を肯定すること”

実はとても難しいことですよね。

オペラに出会い、クラシック音楽を演奏させてもらっている私。

もうすでに死んでしまっている作曲者の残した作品に惹かれ、演奏しています。
演奏するのは自分だけれど、まず作曲者に失礼の無いよう、残された楽譜や資料を通してできるだけ作曲者に近づこうとします。
「作品」が何より大切。
作品が私の身体を通って響きになり、お芝居になり・・・。

ただ、私の身体を通る限りは「古瀬まきを」色はどうやっても付きます。
だから、自分のことをよく知り、ある程度自分のことも愛してあげなければいけない。
その上で作品を輝かせなければいけない。


それなのに私は、あんまり自分のことを愛せていませんでした。
作品を演奏している自分のことは、愛してあげていたかもしれない。

でも、本名の「古瀬真紀」のことは、愛せていなかったのです。

コンスタンスと出会うまでは。

コンスタンスを演じる上で、
今までの「古瀬真紀」としての28年の人生の中にあった、
「思い出したくない出来事」や「忘れたい痛み」「できれば経験したくはなかったこと」が、変な言い方だけれど、大活躍してくれました。
あえて、忘れようと努めていた色んな出来事がこんな形で甦り、しかも活躍してくれるなんて。

コンスタンスを演じるため、彼女のことばかり考えていたこの約半年間。

痛みを伴いながらだったけれど、
生まれて初めて自分のことを認め、まさに“自分の人生を肯定”してあげられた気がしています。



コンスタンス、ありがとう。
貴女の人生を生きさせてくれて、ありがとう。



なーーーーんか、変なこと書いちゃった!!!
それではここで写真を一枚。
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メール・マリー役の乗松恵美様と♪

この衣装が死ぬときの衣装でした。この衣装で全身写真を撮るのをすっかり忘れていたのですが、乗松様にお写真を頂いたので、掲載いたします!
乗松さんありがとうございます


乗松さんを始め、広島の歌い手さん方、そして全国各地から集まった共演者の皆様、スタッフの皆様は、もうほんとうに素敵な方ばかりで、また憧れの歌い手さん、スタッフさんが増えちゃいました♪
皆さんとのしばしのお別れは寂しくてたまらないけれど、きっとまたお会いできると信じています。

こうして、私の家族(だと勝手に思っている人)は増えていくのです。
幸せだあ・・・


この公演に関われたことに感謝して、そして生まれ変わった気持ちで、また次に向けて頑張って参ります。
ありがとうございました!!
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